色無地百撰
色無地とは
色無地とは柄のない無地のきものです。
家紋を入れれば訪問着などのように礼装として着ることができます。
また、家紋を入れなければ普段のおしゃれ着としても着られる万能なきものです。
柄がありませんので、帯しだいで装う雰囲気が変わります。
一着持っていると大変便利なきものです。
色にこだわる
同じ素材で100色もの色無地をつくりました。
色目は和の心を念頭におきつつも現代の街並みにも
なじむ色目を選定しています。
豊富なグラデーションから好みの色を見つけてください。
また、八掛の色も選べるので、100とおり以上の組み合わせを楽しめます。
百色の色無地
百色ある色無地にはそれぞれ雅な名前がついています。
京の老舗「共和染色工業」
創業100年以上の京都の老舗の染物屋が引染めという手法で布を染めます。
引染めとは反物に染料液を刷毛で染色する地染め方法です。
引染めの染色屋で唯一「京の老舗」の認定をうけています。
織にこだわる
地紋は雪月花と桐竹鳳凰文様です。
雪月花文様は日本文化の象徴的な文様で、春の花、秋の月、冬の雪の文様に移ろう季節を感じる日本人の風雅な心をあらわしています。
桐竹鳳凰文様は瑞兆である鳳凰が桐の木に棲み
竹を食べるということから、
天皇の御袍にも用いられた高貴な文様です。
有職文様でも代表的な格式ある文様です。
光の加減で見え隠れする細かな地紋は大変上品です。
Kirakuの色無地
一蔵の色無地百撰は100色と豊富なカラーバリエーションの中から、
お好きな色やご自分に似合う色をお選びいただけます。
地紋は風雅な雪月花と高貴な桐竹鳳凰文様の2種類があります。
帯で変わる、色無地コーディネート
色無地は模様がないので帯あわせが大変しやすいのが特徴です。
また、格の高い袋帯からカジュアルな名古屋帯までどんな帯でもあわせられます。
ここでは袋帯・しゃれ袋帯・名古屋帯それぞれのコーディネートを紹介します。
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袋帯
一つ紋を入れた色無地に、織の重厚な袋帯をあわせます。
色無地は紋をつけることにより格があがり、準礼装として正式なお茶会や祝賀会などにも着て行けるようになります。 -
しゃれ袋帯
カジュアルめのしゃれ袋帯をあわせます。しゃれ袋帯をあわせれば、ホテルでの食事や観劇などちょっとあらたまったシーンでも対応できます。
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名古屋帯
名古屋帯をあわせます。色無地は紋をつけなければ街着としても着られます。
美術館での絵画鑑賞やちょっとしたお買い物などにも着ていけます。