• Story6

    • いち瑠銀座校
    • M.Y様

    つい先日、祖母が亡くなり、祖母が大事にしてきたアルバムを家族と見ていました。その中に私の七五三のお祝いをしたときの写真もありました。一緒に写っている祖母はきちんときものを着ていました。私には、祖母がきものを着ていた記憶があまりなかったので、その写真で初めて祖母のきもの姿を見ました。
    大好きだった祖母がきものを着ていたということが、とても嬉しくて仕方ありませんでした。しかし、生前に私のきもの姿を見せてあげられなかったことが残念でなりません。

    祖母の形見として、喪服を譲り受けました。今はまだ着こなすことができませんが、これをきっかけに、もう一度しっかりときものを着られるようになりたいと思っています。

    きものを通して「人の想い」をつないでいけることが私はとても誇らしいです。